「浮気の証拠を自分で得る方法と注意点について」
2023.02.03「パートナーが浮気をしているかもしれない」と感じた時には、そう考えた理由は何かを明らかにした上で浮気の証拠を集め出すべきです。
それが一時の気の迷いによる浮気であったとしても、配偶者を裏切る行為に違いありません。
浮気の証拠があればパートナーに言い逃れされる心配がなくなり、有利に話し合いを進められるようになるでしょう。
今回は浮気の証拠とは何か?その証拠を得るための方法についてまとめました。
1.浮気の証拠になるもの
パートナーが異性と一緒に食事をしているところを見た・パートナーの衣類に口紅がついていた・・など浮気を匂わせる行動はいくつも存在します。しかし、残念ながらこれらは決定的な浮気の証拠にはなりません。
裁判でも通用する強力な浮気の証拠は次のようなものです。
(1)性交渉中の動画・写真
(2)肉体関係があることが確認できるような動画や写真(ラブホテルの出入りなど)
(3)肉体関係があることが推測可能なメールやメッセージ
(4)浮気相手の妊娠や堕胎が証明できるもの
(5)配偶者と使用機会がない避妊具・道具など
(6)ラブホテルの領収書
(5).(6)の証拠に関しては「誰と」浮気をしているのかが特定できていないため、追加の証拠が必要です。
また、興信所や探偵事務所に浮気調査を依頼して作成してもらう「調査報告書」は正確な事実関係が記されていることから、非常に重要な浮気の証拠として扱われます。
2.浮気の証拠を集める方法
強力な浮気の証拠は簡単に得られるものではありませんが、自分でも用意できる浮気の証拠を集めておくことで、浮気の証拠の裏付けができます。
探偵事務所に浮気調査を依頼する場合も、集めておいた浮気の証拠が役立つでしょう。
(1)スマホを調べる
一般的に、スマホには多くの浮気の証拠が隠されているものです。浮気相手とのやり取り・浮気相手と一緒の写真や動画などが具体的な例でしょう。
パートナーのスマホから浮気の証拠を見つけた時には、自分のスマホやカメラでその画面を撮影して残してください。スマホのGPSでパートナーの行動を明らかにするのも効果的です。
ただし、配偶者の所有物であってもスマホを勝手に盗み見る行為は、プライバシーの侵害にあたる可能性が考えられます。リスクの大きい行為であることは知っておくべきでしょう。
(2)クレジットカードの利用明細やレシートを調べる
クレジットカードの利用明細やレシートを見ると「パートナーがどこで何をしていたのか」がある程度分かります。ラブホテルの利用歴が分かれば浮気をしている事実は明らかにできるでしょう。
浮気の頻度や浮気に使われることが多いエリア・時間帯なども絞れます。
(3)SuicaやPASMOなどの利用履歴を調べる
SuicaやPASMOを使うと券売機で利用履歴が確認できます。職場などパートナーが普段降りるはずがない駅を頻繁に利用している場合は、その駅が浮気相手の最寄駅である可能性が考えられるでしょう。
他の浮気の証拠と組み合わせれば、浮気の頻度が特定できます。
(4)住民票を調べる
パートナーと同居してない場合には、住民票を調べると浮気相手とパートナーが同棲している可能性が高くなります。
同棲は不貞行為として認められやすい事実ですが、二人が同棲をしている事実も明らかにする必要があります。
3.自分で浮気の証拠を集める時の注意点
自分で浮気の証拠を集める時には、法律に違反してしまう行為がないように注意しなくてはいけません。例えば先ほどお伝えしたスマホを勝手に見る行為はもちろん、浮気相手の自宅敷地内に侵入する・盗撮や盗聴なども違法行為に該当するでしょう。
違法な手段で手に入れた証拠は裁判所で採用されない恐れがあるだけでなく、相手から損害賠償を請求される可能性も考えられるのです。
また、浮気調査をしている事実が相手に気づかれた場合は、浮気の証拠を徹底的に隠蔽されてしまうでしょう。
そのため、自力で浮気の証拠を集めるのは簡単なことではないのです。
4.浮気の証拠集めは探偵事務所に依頼するべき
浮気の証拠を集めるプロである探偵事務所では、探偵法に則って適正な方法で確かな証拠を集められます。
探偵法では依頼を受けて探偵が張り込み・隠し撮りをすることが認められているのです。そのため、証拠能力が高い動画・写真が手に入ります。
離婚の慰謝料・浮気相手に請求する慰謝料で収まる範囲内の料金で調査を依頼すれば、調査費用も相殺できるでしょう。
5.すずらん探偵事務所は相談・お見積り無料です
静岡市のすずらん探偵事務所では分かりやすい料金システムを用意し、お客様に最適な料金プランを提案します。行政書士が代表を務めているため、慰謝料請求・離婚手続き・財産分与のお手伝いも行えます。
また、調査終了で終わりではなくお客様が幸せになれる未来へ進むための法的アドバイス・カウンセリングを用意しています。必要な場合には無料で弁護士を紹介可能で、お客様一人ひとりに合わせたサポートを提供できるのです。
6.まとめ
決定的な浮気の証拠は、パートナーと浮気相手に肉体関係がある事実が明らかになるものでなくてはいけません。そのため、自分で浮気の証拠を手に入れることは非常に困難だと言えるでしょう。
しかし、この記事で紹介した自分で集められる浮気の痕跡は浮気の証拠の裏付けになります。浮気調査を迷っているという方も、まずは自分でできることから始めてみましょう。