新着情報

探偵が作成する調査報告書とは?記載内容や活用方法について解説

2024.07.25

 探偵事務所に依頼して浮気調査が完了すると、調査報告書を受け取ることになります。どのような内容が書かれていて、離婚に向けた手続きにおいて活用できるのかなど、気になる方も多くいらっしゃるかと思います。

 当記事では調査報告書の記載内容や、具体的な活用方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

          

 探偵事務所に調査を依頼すると、探偵が依頼内容に応じて、浮気に関する調査を行います。そして調査の対象者に関する様々な情報をレポートとしてまとめたものが調査報告書です。一般的には時系列ごとに調査対象者の行動や写真が記載されています。

 ただし調査報告書には、指定されたフォーマットやルールは存在しません。そのため探偵事務所によって書式や記載項目は異なり、情報量やクオリティといった面で差が出るのが特徴です。

 調査報告書は、原則として裁判でも使用できるような証拠書類として作成されます。調査報告書には写真などの物証とともに、「いつ」「どこで」「誰と」「何をしていた」という内容が時系列順で明確に記載されています。

 「パートナーとは離婚したい」と考えているなら、裁判でも使える調査報告書を作成してもらうように伝えましょう。裁判でも証拠として認められる充実した内容の調査報告書を作成してもらえます。

 もしも「パートナーが浮気をしているかという事実だけを知りたい」「裁判を起こす予定は無い」と考えているのであれば、簡易的な調査報告書でも問題ありません。その場合、料金や日数を抑えられる点がメリットです

問題がある調査報告書とは

 探偵事務所によっては調査報告書の質が低く、調査に満足できない結果に終わることもあります。

 具体的に問題がある調査報告書の例を、以下に挙げています。

 調査報告書の記載が文字ばかりで、写真が少ない
 浮気だと客観的に判断できる写真が無い
 確証がなく、探偵の憶測に基づいた内容の記載がある
 推測が重なってしまい、論理的に破綻した内容となっている
 写真などの証拠と矛盾した内容が書かれている

 調査報告書には調査結果の全てが詰まっていることから、調査報告書の質が低いことは、その探偵事務所の調査精度も低いことを意味します。

 確実に浮気の証拠を入手して、法的に認められる調査報告書を受け取るためにも、信頼できる探偵事務所に依頼するようにしましょう。

          

 調査報告書に記載される内容は、以下の通りです。

 調査実施期間・具体的な日時や時刻
 調査目的・方法
 調査対象者の氏名・年齢・住所、・勤務先といった個人情報
 調査対象者の外見などの特徴
 調査対象者の移動手段・移動経路
 訪れた場所の名称・住所・時刻・滞在時間など
 調査対象者が接触した相手の特徴
 調査の裏付けとなる写真や動画
 探偵事務所の調査員の所見

 調査報告書は、調査の対象者が浮気をしていると分かるように作成されています。精度が高い報告書であれば、視覚的に分かりやすいだけでなく、情報の質・量ともに充実しています。

          

 浮気調査の調査報告書の活用方法は、以下の通りです。

 浮気を認めさせる
 離婚に向けた裁判の証拠として活用する
 浮気相手と別れさせる
 パートナーや浮気相手へ慰謝料請求を行う
 パートナーからの離婚請求を阻止する

浮気を認めさせる

 調査報告書の内容は極めて正確なうえに、写真といった物証も付いていることから、誰が見ても言い逃れできない判断材料となります。パートナーに浮気を認めさせることで、怒りや葛藤の気持ちが少しは和らぐことでしょう。

 もしも調査報告書のような浮気の証拠が無ければ、浮気されているという確信があっても、具体的に行動に移せません。パートナーに浮気の有無を問い詰めても、適当にはぐらかされたり、逆ギレされたりする可能性も十分考えられます。

 探偵事務所が作成する調査報告書は、浮気という相手の非を認めさせる点で非常に効果があります。


離婚に向けた裁判の証拠として活用する

 パートナーとの離婚を決意した場合、まずは話し合いによって離婚の成立を目指す流れとなります。話し合いを経て相手が非を認める形で決着すればよいものの、断固として自らの過ちを認めないというケースもあり得るでしょう。

 話し合いで離婚が成立しない場合は、調停や訴訟に進みます。調査報告書は裁判でも提出可能な証拠であり、法律面からも認められる証拠として活用できます。

 そのため慰謝料や養育費の金額、親権といった面で条件が折り合わない場合でも、ご自身に有利な流れで離婚に向けた手続きを進められます。


浮気相手と別れさせる

 パートナーの浮気が発覚した場合、離婚をしないという選択肢も挙げられます。もしも結婚生活を継続させたいなら、相手に浮気を止めてもらいたいと思うのは当然のことです。

 調査報告書によって浮気の事実を証明できれば、浮気相手と別れさせることができるでしょう。もしもパートナーが拒否する場合は、離婚を切り出すことで、ご自身が優位な状況に立てます。


パートナーや浮気相手へ慰謝料請求を行う

 調査報告書に不貞行為の証拠があれば、パートナーや浮気相手に慰謝料請求を行うことも可能です。どちらに請求するかはご自身で決めることができます。

 慰謝料を支払ってもらうためには、相手に浮気の事実を認めてもらう必要があります。調査報告書が決定的な証拠となることから、示談によって解決することが望ましいです。

 もしも裁判を行う場合、訴訟の手続きから裁判所に出頭するなど、時間と労力が大きくかかってしまいます。判決の結果が出るにも数か月から1年以上の時間がかかります。

 調査報告書を活用して、話し合いによって慰謝料を支払ってもらう流れが理想です。


パートナーからの離婚請求を阻止する

 調査報告書によって不貞行為が明らかになった場合、パートナーは有責配偶者となるため、自ら離婚を切り出せなくなります。

 もしも相手が「離婚して浮気相手と一緒に暮らしたい」と考えていても、有責配偶者の側から離婚に向けた手続きを行えないため、結婚生活を続けざるを得ません。

 そのためご自身で、今後の結婚生活を継続するか否かを決められるのです。「子どもの将来を考えると、今は離婚すべきではない」「愛情は冷めたものの、相手の収入面は魅力的だと感じる」といった理由で、結婚生活を続けることもできます。

 調査報告書によって浮気の証拠を入手すれば、ご自身の意思で夫婦の将来について決断を行うことができます。

          

 探偵事務所に依頼を行い、調査が完了した後は、成果報告として調査報告書を受け取る流れとなります。

 ただし調査報告書の存在がパートナーにバレてしまった場合、破棄されてしまったり、浮気の証拠隠滅を図られたりする可能性があります。調査報告書を受け取る際には、あらかじめ自宅の保管場所を決めておくとよいでしょう。

 調査報告書を自宅で保管するのが不安であれば、必要な状況が訪れるまで探偵事務所で保管してもらうことをおすすめします。最も安全な方法です。

 もしも別居状態の場合は、郵送などで送付してもらう形でも問題ありません。

 浮気の証拠の入手だけでなく、調査報告書の作成を依頼するのであれば、信頼できる探偵事務所に依頼することをおすすめします。

 探偵事務所は、各都道府県の公安委員会から探偵業届出証明書を受け取り、探偵業法に遵守した調査を行っています。尾行といった張り込み調査も合法で行えるため、依頼者にとっても安心です。

ま た精度が高く、法的な証拠として認められる調査報告書を作成してくれる探偵事務所を探すことが望ましいです。ノウハウに乏しい探偵事務所では、形式上は整っているように見えても、必要な情報が欠けており、浮気の証拠として認められないなどのリスクも考えられます。

          

 すずらん探偵事務所では、行政書士が事務所の代表を務めており、安心して浮気の調査報告書の作成をお任せいただけます。

 行政書士は、行政などに提出する書類の作成を行う仕事です。いわば公的機関に対する書類作成のプロフェッショナルです。そのため浮気の調査報告書においても、正確かつ信頼性の高い内容で作成することが可能です。

 当事務所代表である永山は、警察並びに国家公務員として、二十余年の勤務経験があります。裁判所に提出する資料作成を行っていた経験があり、豊富な実績や知見を活かして、ご相談者様を全力でサポートいたします。

 すずらん探偵事務所としても、夫婦関係でお悩みを抱える方から、これまでに数百件の相談・調査を承ってきました。もしもお悩みや苦しい思いをされているのであれば、一人で悩まずに、私共にお聞かせください。

 あなたの未来の幸せを手に入れるため、一緒に前に進みましょう。

          



CONTACT お問い合わせ

ご相談やご質問、その他のお問い合わせなど
お気軽にお問い合わせください。

LINEでお問い合わせ

0120-29-4815

メールでお問い合わせ