離婚後でも浮気調査は依頼できる?静岡の専門家が解説
2024.12.08静岡在住で浮気調査は離婚後でも可能なのかとお考えの方はいらっしゃいませんか。
そんな方へ向けて、離婚後でも浮気調査ができることを解説します。
ただ、慰謝料が請求できないケースもあるので、それについても併せて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□離婚後でも浮気調査はできます
浮気調査を依頼される方の中には、以下のような方がいらっしゃいます。
「夫婦関係が悪化してきた時にパートナーから離婚を切り出されてサインをしたが、離婚後に浮気をしていたことが発覚した」
「離婚をしたが、もしかしたら婚姻中に浮気をしていたかも」
心当たりがある方もいらっしゃるかもしれません。
その際に、浮気の証拠を掴んで慰謝料を請求したいですよね。
基本的には、浮気調査は婚姻中に行うのが一般的ですが、離婚後であって浮気調査をすることは可能です。
ただ、婚姻中と離婚後では浮気調査をする目的が異なるので押さえておきましょう。
婚姻中の調査では、パートナーが不貞行為をしている証拠を集めることが目的です。
その一方で、離婚後の場合は、元パートナーに「婚姻中の浮気の事実」を認めさせることが目的になるでしょう。
基本的には、離婚をしてしまう前に調査をすることが望ましいです。
□離婚後に慰謝料が請求できないケースとは?
上記では、離婚後であっても浮気調査できることを解説しました。
しかし、浮気調査をしても慰謝料が請求できない可能性があります。
まず1つ目のケースは、浮気相手が、パートナーが既婚であることを知らなかった場合です。
パートナーが自分が結婚していることを黙っていたケースでしょう。
また2つ目は、一度きりの肉体関係で、その後は全く連絡を取っていない場合です。
そして3つ目は、浮気相手が18歳未満の場合です。
これらのケースでは、婚姻中に浮気をしたことが発覚し証拠を掴んでも浮気相手に慰謝料を請求することができません。
ただ、浮気相手に自身が既婚者であることを黙って浮気していたパートナーに対しては請求できます。
また、浮気相手が18歳未満の場合は、自治体によって罪に問われることもあります。
これらの情報をぜひ把握しておいてくださいね。
□まとめ
今回は、離婚後であっても浮気調査が可能であることを解説しました。
ただ、浮気調査をして証拠を掴んでも慰謝料が請求できないこともあります。
せっかくの証拠を有効に利用するためにも、離婚前に浮気調査をすることをおすすめします。