【夫の浮気・妻の浮気を疑った際に、やってはいけないこと~PART2】
2019.02.04 夫(または妻)の浮気を疑った際には、あくまでも疑惑の段階なので軽率な行動は慎み、慎重にかつ冷静な対処が必要となります。
前回の投稿に引き続き、決定的な証拠がなければ絶対にしてはいけないことや控えた方がベターな事柄をご説明します。
1.相手方の家族に相談する
夫や妻の両親または兄弟姉妹に「実は〇〇(パートナー)が浮気しているようで...」と相談することは、絶対にNGです。
たとえ「私が相談したことは絶対に内緒にしてほしい」と強く口止めしたところで、ほぼ100パーセントの確率でパートナーに抜けてしまいます。
あなたが相手方のご家族に相談したとします。
あなたから相談を受けた相手方のご家族は、真相を確かめるべくあなたのパートナーに連絡します。
そして、あなたから「絶対に内緒にしてほしい」と言われていても
家族:「最近、○○さんとは、上手くいっているの?」
本人:「どうしたの急に。なぜそのようなことを聞くの?」
家族:「実は、○○さんから電話があって『あなたが浮気しているかも』って言っていたんだけど、どうなの?」
本人:「そんな訳ないだろ!」
と、こんな感じであっさり話してしまうのです。
これは、面談の際にご依頼者から経緯や現在の状況などをお伺いしますが、その際に何人もの方からこのようなお話を伺っていますので、間違いありません。
自分の家族よりも相手方のご家族と良好な関係を築いていらっしゃる方もみえると思いますが、当然のことですが、相手方のご両親は、あなた(婿・嫁)よりパートナー(自分の息子・娘)の方が大切なのです。
相手方のご両親や兄弟姉妹がパートナーに問いただしたところで、本人が浮気を認めることはないと思いますし、認めたところであなたにはその事実を隠すことになるだけです。
さらにはパートナーが自分の家族に、あることないことあなたに対しての不満や愚痴を言い、あなたが悪者になる可能性も出てきます。
本人に話が抜けてしまった後は、「浮気なんてしているわけないだろ!自分の家族に有りもしないことを言いやがって!」とパートナーに逆切れされ険悪なムードに陥る可能性が高くなります。
更には、お互いが感情的になり過ぎると暴力(DV)の危険性も出てきます。
また、相談した相手方のご家族から本人に話が抜けることによって「自分が浮気・不倫していることを疑われている」ことをパートナーが自覚することになり、前回の投稿でご説明した間接的な証拠(領収書、カードの請求書、スマホのLINEや通話履歴など)の入手が困難になるばかりか、それまで気にしていなかったこと(尾行されているのかも?GPSが取り付けられているのではないか?)までをも疑うようになるなど、全ての行動において警戒するようになり、それ以降の証拠取得は困難を極めることとなります。
このように、相手方のご家族に相談したとしても何も良いことがない、むしろ逆効果!でしかないのです。
2.パートナーの同僚や友達、共通の友達に相談する
パートナーの友達に相談することもNGです。
パートナーの情報を引き出そうとして、パートナーの友人や同僚に相談したとしても何も得られるものはありません。
その友人がパートナーの浮気・不倫を知っていたとしてもパートナーの友達である限り、あなたに秘密を打ち明けることはまずありませんし、「おまえの奥さんから相談されたんだけど、おまえが浮気してることバレてるかもよ。気を付けろよ」という感じで本人に抜けることになります。
あなたとパートナーの共通の友人に相談することには、かなりの注意が必要です。
あなたと友人、パートナーと友人との親密度・信頼度にもよるとは思いますが、あなたから相談を受けた共通の友人が直接パートナーに問い詰めることはしなくても、色々と探りを入れたりすることで本人に抜けてしまうことに繋がりかねません。
やめておいた方が賢明です。
まずは、ご自身のご家族に相談されるのが良いのではないかと思います。
ここでも注意が必要になります。
ご自身の家族に相談する場合でも、口が堅い・話を大きくしない・話を聞いてくれる・信用できる身内に相談するようにして下さい。
浮気の疑いが浮上した際、「浮気していたら離婚する」または「浮気を止めさせたい」と思っても、いずれ話し合いが必要になるわけですが、「確たる証拠、言い訳できない証拠」が無ければ、まともな話し合いはできません。
短期間で浮気の決定的な証拠を取得するために、また浮気調査に係る費用を抑えるためにも、浮気の疑いが浮上した際、あなたご自身が見て見ぬふりをして普段通りに生活をしていただくことをお勧めします。
そして、早急に静岡市に事務所を構えるすずらん探偵事務所にご相談ください。