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「パターン別の離婚の慰謝料相場を徹底解説!正当な金額で慰謝料を請求するためにできること!」

2023.06.14

離婚の原因がパートナーにある場合には、自分が受けた精神的苦痛に見合った慰謝料を請求するべきです。

もちろんお金で心の傷は癒せないものの、これからの新しい人生に向けての選択肢を増やせるでしょう。

しかし、離婚の慰謝料には正確なルールが設定されていません。そのため離婚の慰謝料の相場を知らなければ、損をしてしまう恐れがあるのです。

今回の記事では、離婚の慰謝料相場をパターン別に紹介し、正当な金額で慰謝料を請求する方法をまとめました。

離婚を考えているのなら、まず慰謝料について知ることから始めてください。

        

離婚の慰謝料は自分が受けた精神的損害の大きさに応じて支払われるものです。

離婚の原因が多岐に渡るように、離婚の慰謝料も「〇〇の場合は〇〇円」のような明確な設定がありません。

基本的には夫婦が合意した金額が慰謝料として決定するため、相場よりも遥かに多いまたは非常に少ない事例も多いのです。

さらに、慰謝料の金額は相手の支払い能力にも左右されることも知っておきましょう。

離婚の原因はさまざまなものが存在し、複数の原因が重なり合って離婚につながることも珍しくありません。

ここでは代表的な離婚の原因の慰謝料相場をパターン別に紹介します。

(1)浮気・不倫などの不貞行為の慰謝料相場【100万円〜500万円】

配偶者の浮気・不倫は法律用語で「不貞行為」と言います。

具体的には、婚姻関係のある男女のどちらかが配偶者以外の異性と肉体関係を持つことが離婚の原因として認められる不貞行為です。

相手の不貞行為が原因の離婚の慰謝料金額は100万円〜であり、500万円以上の慰謝料が請求可能な場合もあります。

(2)DVを受けた場合の慰謝料相場【50万円〜500万円】

配偶者からの肉体的な暴力・言葉の暴力も、離婚の原因として認められます。

特にDVによって精神疾患や後遺症の残る怪我をした場合には、請求可能な慰謝料が増えるでしょう。

(3)夫婦間の義務違反の慰謝料相場【50万円〜300万円】

婚姻関係のある夫婦の間で、同居の義務・扶助の義務・協力義務に違反した状態を「悪意の遺棄」と言います。

具体的には、健康であるのに仕事をしない・家庭に生活費を入れないなどがその例だと言えるでしょう。

相手に共同生活を送る意思がないと認められれば、その間に被った精神的被害に対する慰謝料を請求可能です。

(4)性行為を拒否した場合の慰謝料相場【〜100万円】

セックスレスが原因で精神的苦痛を感じて離婚に至った場合も、慰謝料を請求可能なことがあります。

ただし、相手が病気や年齢を理由としたセックスレスの問題では、慰謝料請求が認められません。

        

慰謝料の相場は離婚の原因に至るまでの状況はもちろん相手の収入によって左右されるため、その相場に大きな開きがあります。

それでも、相手から受けた精神的被害に対して正当な慰謝料を請求するべきです。

自分が受けた精神的被害の数値化はできないことから、弁護士に相談するなどの方法で自分の状況に適した慰謝料の金額を知りましょう。

(1)慰謝料を決定する要素を理解しておく

正当な慰謝料を得るためには、まず慰謝料を決定する要素を理解することから始めてください。

慰謝料請求の金額を左右する要素には次のようなものがあります。

・慰謝料の請求者は相手に離婚・別居を求めるか

・婚姻生活が円満であったか

・婚姻の期間

・離婚の原因となる行為が継続された期間

・配偶者の年収

・子供の有無

・配偶者が反省しているか・謝罪があったか

(2)不貞行為が理由の離婚では婚姻期間や浮気期間が慰謝料に影響する

不貞行為に対する慰謝料では、婚姻期間と相手が浮気をしていた期間や子供の有無などが慰謝料に影響します。

婚姻期間が長く不貞行為の期間が長いほど、より高額の慰謝料請求が可能でしょう。

また、浮気の悪質度も精神的被害が大きい理由として認められます。

例えば浮気相手が妊娠または出産していた・配偶者が家庭を壊す目的で意図的に浮気をしていたなどが悪質な浮気の例です。

(3)不貞行為が原因の離婚で正当な慰謝料を請求するためには証拠が必要

不貞行為が原因の離婚は浮気によって自分が受けた精神的被害を明らかにする目的で、浮気の証拠だけでなく浮気相手の情報・浮気の期間・浮気の頻度なども知らなくてはいけません。

そのためには、探偵事務所に浮気調査を依頼し、調査報告書として浮気に関する証拠と情報を文書化してもらう必要があるでしょう。

浮気調査には一定の費用が必要ですが、多くの場合は慰謝料と相殺可能です。

          

静岡市に事務所を構えるすずらん探偵事務所では、浮気調査終了後のアフターサポートにも力を入れています。行政書士が事務所の代表を務めているため、協議離婚の際の注意点などにも的確な提案が行えます。

また、弁護士の紹介も可能なことから、慰謝料請求についてスムーズに話を進められるでしょう。

配偶者に精神的被害を受けて離婚や別居を決めた時には、その被害に応じた慰謝料を請求するべきです。

精神的被害は目に見える形で残らないものですが、それだけの苦痛を味わった事実を忘れてはいけません。

特に相手の不貞行為が離婚の原因である場合には、パートナーの裏切りという酷い行為に対して相応の慰謝料が請求できるようにしましょう。

すずらん探偵事務所であれば、慰謝料請求についての的確なアドバイスが可能です。

静岡県で探偵事務所を探しているのなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

        



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