探偵が採用している追跡方法とは？

「最近パートナーの行動が少しおかしい」
「何か隠しているのではないか」
このように感じている方の中には、パートナーを追跡してみようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、探偵が使う追跡方法と、追跡における素人とプロの違いを解説します。

□探偵の追跡方法とは？

追跡と言えば探偵を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、探偵が採用している追跡方法をご紹介していきます。
探偵の追跡方法は、大きく徒歩と車両で行うものに分けられます。

＊徒歩で行う追跡

その名の通り、歩いて対象者の後を追う方法です。
普段1人で歩く時とは違い、対象者に気づかれないように、そして対象者を見失わないようにする必要があります。
万が一対象者に見つかった場合には追跡どころか調査自体が失敗に終わってしまうでしょう。

そうならないために、探偵は以下のことを気をつけています。

・対象者との距離を100〜200メートルほどに保つ
・対象者が立ち止まった場合も自然な動作を心がける
・適度なタイミングで自身の印象を変えて、対象者に追跡がバレないようにする
・足音を消すために対象者と歩調を合わせる

もちろん、その時々の状況によって対象者との距離や立ち回りなどは変わります。
また、対象者が探偵を不審に思うこともあるでしょう。
その場合は、近隣住民になりすましたり、店舗に入ったりと臨機応変に対応します。

＊車両を使う追跡

対象者の移動手段は徒歩だけとは限りませんよね。
車両を使えば、対象者が車やバイク、自転車で移動しても見失うことなく追跡できます。
しかし、同時に難しい点もあります。
それは、徒歩以上に対象者との距離感やスピードに気を配る必要があることです。

例えば、車両での追跡で探偵は以下のことに気をつけています。

・追跡場所や作戦に応じて車やバイク、自転車を使い分ける
・ステッカーを貼るなどして車の外装をかえる
・車の追跡では間に1〜2台挟む

追跡行為は時として違法なことがあります。
不安な場合はプロに任せるのがおすすめです。

□素人とプロの追跡の違いを解説！

上記では、探偵の追跡方法をご紹介しました。
では、素人の方でも探偵と同じように追跡できるのでしょうか。
ここでは、素人の方とプロの探偵の違いをご紹介していきます。

素人の方でも、上でご紹介した方法を使って追跡することは可能です。
しかし、プロとの大きな違いは困難な場面での立ち回りです。
追跡をする際は、証拠を集めることが目的ですので写真撮影も同時に行う必要があります。
気づかれないように追跡しながら写真を撮るだけでもかなりの難易度ですが、追跡していると想定していなかった難しい場面に遭遇することもあるでしょう。

例えば、対象者が急にタクシーに乗った場合や、満員電車で移動する場合、そして反対に人通りが全くない道で追跡する必要がある場合です。
そのような時に、プロであれば対処法を知っており、「どう対応するか」「どう撮影するか」を考えられます。

探偵は、素人の方よりは質の高い追跡を高確率で成功させるでしょう。